京都簡易宿所連盟は、簡易宿所(ホステル・ゲストハウス)の健全な経営をサポートすると共に、より魅力的な観光都市京都への貢献を目指し結成された団体です。

2017年9月~11月の宿泊税条例見直し運動として立ち上がった「京都簡易宿所協議会」を母体として再結成されました。

 

宿泊税条例の見直し活動など、簡易宿泊業界を取り巻く法規や諸制度の監視と見直しを通じて、公平な市場環境をつくり、安価で良質な宿泊施設の提供ができるよう、また仕入・販売・広報などの共同化や、研修会・懇親会を通じて健全な経営を補助すると共に、地域活動を通じた簡易宿所の社会貢献も見据えた活動を行なっております。 

京都簡易宿所連盟の活動目的

簡易宿所(ホステル・ゲストハウス)の健全な経営をサポートすると共に、

より魅力的な観光都市京都への貢献を目的とする

京都簡易宿所連盟の事業

  • 簡易宿泊業界を取り巻く法規や諸制度の監視と見直し活動
  • 仕入、販売、広報など営業に関する共同事業
  • 各種研修会や懇親会の企画
  • 地域活動への参加を通じた社会貢献事業
  • その他、本会の目的に沿った事業活動

ごあいさつ

宿泊の仕事に携わらない方々にとっては、「簡易宿所」と言われてもピンと来ないかもしれませんが、「ホテル」「旅館」と並び、実は「簡易宿所」も都道府県知事が認可する宿泊施設の中の公式なカテゴリーの名称です。ホテルや旅館との違いは、建物の大きさや客室数の面で小規模である事、相部屋がある宿が多い事、という2点で、行政的にはそれ以外の基本的な違いはありません。

 

ただし営業的な側面から見てみますと、昔ながらの商人宿と言われる安宿から、ゲストハウス、ユースホステル、カプセルホテル、民宿、ペンション、町家の一棟貸しなど、みなさまにもお馴染みの形態の施設が、さまざまな目的で利用する国内外ゲストの需要を満たしております。宿泊料は素泊まり一泊5千円未満の価格帯が多く、営業形態の多様さと相まって、地域観光の下支えをするインフラ的な存在と言えるでしょう。

 

実は、京都市では3つのカテゴリーの中で最も件数が多いのがこの簡易宿所であり、昨今のインバウンドブームも呼び水となって今後さらに増加する傾向にあります。また、2017年に民泊新法が可決され、今後旅館業法の拘束を受けない新たなタイプの「民泊」が出現してくる事もあり、簡易宿所の運営は厳しい時代を迎える事となるでしょう。

 

京都簡易宿所連盟は、このような環境の中、取り巻く諸問題を共有し、地域に何が貢献できるかを考え、時には声を上げ、それぞれの経営力を向上を目指して切磋琢磨する有志の集まりとして結成されました。

 

ご興味を持たれた簡易宿所経営者の皆様に於かれましては。お気軽にご連絡くださいますようお願い申し上げます。

また地域にお住まいの皆様に於かれましては、私どもの活動を見守っていただくと共に、

ご指導ご鞭撻をいただきますよう切にお願い申し上げます。

 

 

京都簡易宿所連盟 初代 代表 飯田章仁

(有限会社ジェイホッパーズ代表取締役)